環境省による、阿寒摩周国立公園 国立公園満喫プロジェクトの一環として、地元の観光協会や協議会などが中心となり、10月17日~25日の期間で開催された「川湯の森ナイトミュージアム」。夜間における国立公園の適切な利用方法や、地域活性化への可能性を見出す目的で、弟子屈町にある硫黄山や川湯温泉にある森の特色を演出する社会実験として実施されました。
アトサヌプリ硫黄山
アイヌ語で「アトサヌプリ(裸の山)」と呼ばれる硫黄山を、「火山と星・夜のフィールドミュージアム」として、噴気孔にはLDPサーチライト、山肌と噴煙にはフルカラーLED投光器を使用してライトアップ。壮大な姿を闇夜に浮かびあがらせました。
弟子屈川湯温泉「川湯の森」
1周約40分の散策コース「川湯の森・ナイトミュージアム 図鑑の森」内の紅葉した木々を、Vaya Flood フルカラースポットなどでライトアップ。あたり一帯を幻想的な空間に演出。
個別に投光された40種の樹木からは森の物語を学べ、森で出会えるさまざまな鳥の手彫り彫刻やスマートフォンをかざすことで動物が浮かび上がるARなど、まさに森が立体図鑑となり、ここならではの「学びのエクスペリエンス」を提供しました。