富山県南西部の小矢部(おやべ)市は、「文化的価値をもち、地域の人々に親しまれ、愛される建物を作る」ことをテーマに、これまで35棟におよぶ西洋風の公共施設を建築(メルヘン建築)。「メルヘンの街おやべ」として地域住民や観光客に親しまれています。
市の代表的な駅である、あいの風とやま鉄道「石動(いするぎ)駅」は、2018年にメルヘン建築を象徴する「レンガ」を基調として駅舎を改築。さらに2020年11月、駅前広場のリニューアルに伴い、新たな取り組みとして、駅および隣接する図書館、駅前広場のライトアップをスタートしました。
建築を際立たせるナチュラル色と四季折々に変化するカラー照明、音響を組み合わせ、駅とその周囲を「メルヘンの街」にふさわしい空間に演出しています。