2014-09-12 09:40
2014年6月11日に開業を迎えた「虎ノ門ヒルズ森タワー」(東京都港区)のファサード演出に、ウシオライティングのLED照明器具が採用されました。
この施設の外観照明デザインは内原智史デザイン事務所が担当。
建築頂部には、特徴的な建築デザインを活かし、最先端でコンパクトな屋外用フルカラーLEDを駆使しています。デザインコンセプトは、地球環境につながるサスティナブルな循環性をテーマとした「環:wa」と、東京を代表する新たなランドマークをイメージした「頂:itadaki」をシンボリックに表現、人が集い、魅力的に息づく煌めきが加わった、今までにない都市景観の光がデザインされています。
少し温かみのあるベーシックな通常点灯に加えて、さまざまな社会支援を光に変えて、人々の目を楽しませます。
採用されたのは、LED器具(Hypershot)および、LEDモジュール(A-DECO)で、それぞれ以下のとおり設置されています。
①ビル頂部
頂部をとり巻く「都市の環」および、ドットで構成される「都市の頂」は、約1,200個のA-DECO(9 dotタイプ)、約2,000個のA-DECO(3 dotタイプ)でつくりあげ、4台のHypershotがアクセント照明用に使用されています。
②大庇(ひさし)
訪れた人々がゆっくりと散歩や緑を楽しめる空間として用意された、広大な芝生が広がるオープンスペースにある大庇。この庇の「はり」をライトアップするため、庇の根元にHypershotを14台、設置しています。
③換気塔
ビルの地下を貫通する環状2号線のトンネル内換気用に設置された高さ約50mの塔で、景観保全に配慮するデザインが採りいれられています。この塔を、夜間はシンボリックなサインポールとして活かすために、360個のA-DECOを散りばめています。