ウシオライティング株式会社(東京都中央区/代表取締役社長:椿 隆二郎、以下ウシオライティング)は、このほど、プラスチック射出成形プロセスで、金型の破損、不良流出を防ぎ、製造ラインのサイクルアップに貢献する金型監視装置「PLUS-E PE-600」に対して、業界で初となる『3回監視』機能を付加させることに成功したので、お知らせします。
これまでの金型監視では、成形が完了し、型が開いたときに、「成形品の良否判定」、「できあがった成形品突出し後の落下確認」という一般的なニーズに、「2回監視」機能を提供してきました。
しかし、インサート成形、2色成形などを行う際、成形品のクオリティを高めるには、3回の監視が重要なファクタとなります。
そこでウシオライティングは、このニーズに応えるべく『3回監視』機能の開発に着手、「PLUS-E PE-600」の本体に拡張性をもたせ、搭載しているソフトウェアには改良を加えることで実現させました。
この機能を「PLUS-E PE-600」に付加することで、とくに電子部品、自動車部品、電装品といった成形プロセスの監視を、より高精度に行うことができます。
なお、この機能はソフトウェアとして、「PLUS-E PE-600」を新規購入する、あるいはすでに使用中のお客さまに、オプション機能として販売します。
サービス提供の開始は11月上旬を予定。
ウシオライティングは、これを契機に「PLUS-E PE-600」の拡販を強化、同製品の市場シェアアップにつなげます。
IPF Japan 2017(国際プラスチックフェア)で初お披露目
この『3回監視』機能については、10月24日から幕張メッセで開催される「IPF Japan 2017 (主催:国際プラスチックフェア協議会)」展示会のウシオ・ブースにて、国内で初めて披露します。
● 会期:2017年10月24日(火)~28日(土) 10:00-17:00(最終日は16:00)
● 会場:幕張メッセ 1~8ホール
● ウシオブース:5ホール(射出成形ゾーン) 小間番号: 52408
主な適用アプリケーション
■ コネクタ、スイッチなど電子部品のインサート成形
■ 筆記具をはじめとする2色成形
販売について
■ 希望提供価格:オープン
■ サービス提供開始日:2017年11月上旬