~ライトアップ+プロジェクションマッピングで印象的な空間に~
姫路市・手柄山中央公園にあるこの慰霊塔※では、毎年10月26日に、太平洋戦全国空爆犠牲者追悼平和祈念式が開催されてきました。
今年は、戦後75年の節目に合わせて、設置以来初となるライトアップとプロジェクションマッピングによる演出が、追悼平和祈念式に向けて10月19日(月)~24日(土)に行われました。
関係各位と打ち合わせ、現調、デモを重ねた結果、“鎮魂と祈り”をテーマに、派手にならないライトアップと落ち着いた映像コンテンツによる演出に仕上げることとなりました。
期間中は、剣をモチーフにした慰霊塔の上空で5本の光柱をクロスさせるイメージ演出、塔および「側柱」のライトアップ、前垂(塔の下部にある「裾」部分)へのプロジェクションマッピングが施された印象的な空間で、来訪者は静かに手を合わせました。
また、来場者の足元にも配慮して、誘導灯も設置しました。
※太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔
太平洋戦争で空爆の犠牲となられた方々への慰霊に資するため、全国からの浄財により1956年10月26日に建立されました。現在は109都市(東京都を含む)が加盟する財団法人太平洋戦全国空爆犠牲者慰霊協会によって維持管理されています。
●施主:一般財団法人太平洋戦全国空爆犠牲者慰霊協会
●協力:姫路市健康福祉局
●企画、デザイン、施工:ウシオライティング株式会社
採用された製品
- レーザー(LDP)サーチライト x 5台
- プロジェクター x 4台
- 屋外器具(弊社LED電球を使用) x 115台
- LEDフルカラー投光器(VAYA) x 4台